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卒業生の声
AIRI
わたしは現在、中学校の体育教師として、大阪府立の支援学校に勤めています。
バトンは5歳からはじめ、選手として15年間ワールドウィングスでお世話になり、わたしの人生はバトンによって築き上げていただいたと思っています。
バトンを通して、継続することの大切さや、自分がどれほど多くの人たちに支えられて生きているのか、身も持って実感し、常に「感謝の気持ち」を持って何事にも取り組めるようになりました。
また、仲間とは共に励まし合い、互いに思いやる気持ち、どんな苦難も前向きに悠々と挑戦することの大切さを実感し、社会に出た時に力強く生きていくための大きな力となりました。
さらに、大機先生、石倉先生にはバトンの指導以外にも、一緒になって悩み、喜び、挑戦していただき、人として大切な、「負けない心」、「諦めない心」を教えていただき、有難い環境で心身共に育てていただきました。
次はわたしがその心、生きる喜びを伝えていきたいとの想いから、教員になることを決意し、現在日々子どもたちと楽しく過ごしています。
皆さんも常に希望を持って、周りの人たちを照らしていける人へと、共々に成長していきましょう。
MASAE
私は、現在は小学校教諭として充実した日々を過ごしております。
私は、4歳から18年間バトントワリングをしてきました。その18年間は、今の私にとってとても貴重な時間だったと感じています。それは、数々の大会や出演に出させていただいたこと、指導者として子どもたちと向き合えたことなど数えきれないほど多くの経験をさせていただいたことです。また、バトンの技術だけでなく、いろいろな経験の中で、目標を持つこと、それに向かって努力することの大切さなど多くのことを学びました。
そして、今は教諭という仕事の中で、バトンを通して培ってきたものが大きく生かされていると感じると同時に、私が18年間で学んだ大切なことを教諭として子どもたちに伝えていきたいと思います。
みなさんも、これから大きな壁にぶつかったり、道に迷うこともあるかもしれませんが、それを乗り越えたとき、一回り大きくなった自分がいると信じて、諦めず努力し続けて欲しいと思います。
MAYUMI
バトンとの出会いは3歳の時で姉の影響もあり、物心のついた時にはバトンを握りしめて練習に通っていました。先輩がバトンを魔法のように操り踊っている姿に憧れ、練習の日々が続きました。
17年間選手生活を送らせて頂いた中でも高校生の時ミスダンスドリルチーム世界大会に出場させて頂いたことが一番印象に残っています。言葉が通じなくても踊りで一体となれる、とても不思議な感覚で、踊ること表現することの楽しさを改めて強く感じた大会でした。
バトンを通して得たものは技術だけでなく、礼儀や仲間を思いやる気持ち、諦めない強い心、最後までやり遂げる忍耐力など沢山のことを学び、経験させて頂いたことが今の自分に繋がっていると感じています。
現在は百貨店で美容部員として働いており、立ち仕事で体力的にも大変ですが笑顔を絶やさず、美容のプロとして頑張っています。
今の私がいるのは熱心に指導をして下さった先生方、一緒に頑張ってきた仲間、いつも応援してくれた家族のおかげだと感謝しています。
17年間バトンを続けることができ、得たものは私にとって最高の宝物です。その宝物を大切にし、今後も磨き続けていきたいと思います。
YUKIE
私は現在、ニュージーランドのオークランドにあるマウントアルバート•グラマー高校の教員として、日々奮闘しています。バトンに出会ったのは3歳の時、母の背中を追いかけて練習に向かいました。15年間バトンを続けさせて頂いた中で得たものは、決してバトンの技術や、大会での成績だけではありません。努力し続ける忍耐力、何があっても負けない強さ、 感謝の心など、バトンを通して培った事が、今となっては宝となり、現在の仕事、生活に一つ残らずすべて生きています。
みなさんは、バトンを通して日々訓練する中で、自分の中にあるダイヤモンドを磨いています。みなさんには想像もつかないほどの無限の可能性が眠っています。どうか、辛く苦しい時も、自分の可能性を信じ、そして感謝の気持ちを忘れず、努力し続けて下さい。